何年か前、1週間ぐらいの大阪出張があり1週間ぐらいホテルに寝泊まりしていた。その頃はちょうどコロナ禍のGoToキャンペーンだったか何だったかでホテルが一泊3,000円ぐらいだったので、会社の出張も長くのんびりと行ってもいいことになっていたような気がする。とにかく、大阪日帰りなんていうことは無かった。

それでも、1週間もホテル暮らしをしていると退屈するもので、毎日飲みに行くわけにもいかず、ホテルのバーは営業しておらずで、部屋でYouTubeなんかを観て早めに寝ていた。

出張先で音楽も自由に聴けないので、スマートフォンにイヤフォンをしながら聴くわけだけれど、スマートフォンの中にもそれほど音楽を入れていないので、飽きてしまう。Spotifyとかとは契約していないので、ひたすら手持ちの音楽を聴いていたのだけれど、ついに飽きてしまった。聴きたい曲がなかなか見つからない。

そんな中、ペダル・スチールギターの音源を聴きたくなった。

旅先でペダルスチールギターの音楽といってもそれほど簡単にアクセスできるものでもない。仕方なくYouTubeで聴いていたらJim Cohenというスチール弾きのアルバムが目に留まった。聴いてみると、ジャズのスタンダードやポップスの曲、カントリーのスタンダードなどレパートリーも幅広く、アレンジも上手い。これはすごいや、ということで早速彼のWebサイトからアルバムを購入した。

かなり高度なテクニックを持っているプレーヤー(特にボリュームコントロールやら、和音のボキャブラリーの多さ)なのだけれど、嫌味じゃない。とても音楽が素直に耳に入ってくる。

中にはオリジナル曲もあるのか、それとも全部アレンジものなのか、よくわからないけれどペダルスチールギターが中心のインストものにしては聴きやすい。

これは面白い、と思い3枚のアルバムを購入(ダウンロード)した。ジャズのアルバムと、カントリーのアルバムと、コンテンポラリーなやつを3枚。どれも聴きごたえがある素敵なアルバムであった。色々なジャンルの曲をやっているけれど彼のスタイルがある。どんなスタイルかと言われて文字にするのは難しいのだけれど、ジャズを弾いていてもそれほど難解ではなく、カントリーを弾いていてもジャズっぽい要素もある、それでいてポップスのコンテンポラリーなアレンジものもカントリーを弾くのと同じぐらいさらりとこなしてしまう。そういうプレーヤーだ。

もし、ご興味を持っていただけたら是非、彼のWebサイトから試聴してみることをお勧めします。

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