昨日、久しぶりにハムバッカーを作成したのだが、やはりピックアップの基本はシングルピックアップだろうということで、テレキャスターのリアピックアップを色々と作って試している。
上の写真はコイルをプレーン・エナメルで6,500回巻いた後、38awgのポリワイヤーで1000回巻き足したもの。エナメルと回転数は同じでも何か音色に違いが出るかと思ったが、大きくは変わらず。1000回転でかなりコイルが太ったような気がしたが、あまり大きな違いは出なかった。
もっとも、18Wのアンプのボリュームを3.5ぐらいにしてしか音を出していないので、爆音を出すと変わるかも知れない。それはまだ試していない。ピックアップの音はやはり爆音で鳴らした時にどのように鳴るかを確かめなければならない。そうでなければ本来の音を聴くことができない、気がする。
コイルの回転数でどのぐらい出力が変わるかの実験(勉強)のために、5,500回転と7,500回転で2回リード線を出したピックアップも作ってみた。アースの線も入れると4芯のシングルピックアップになる。これは元ネタがあって、シェクターがその昔Vintage仕様のピックアップに約1500回転(だったかしら)巻き足したピックアップを作り、3芯にして「コイルタップ」という新機能をつけたのがあった。それをテレキャスターでやってみるとどうなるかの実験である。
アースはブリッジからとっているので、このピックアップは3芯で作っている。

こういうピックアップの「厨二病」を拗らせたようなやつも試しに作ってみた。結果、音はほとんど変わらず。ちょっとだけ巻き足した分だけボリュームは上がったが、その分ブーミーになってしまう。シングルコイルピックアップはそういう意味ではとてもシンプルだ。
これの他に、自分で作ったものではないけれど、43awgで細く巻いたブロードキャスター仕様のテレキャスターのブリッジピックアップも持っている。ちゃんとNorthトップで(50年代中期からテレキャスターのブリッジピックアップはSouthトップ)ビンテージ仕様なのが、なかなかよくできている。初めはこのチャッチイコイルではロクな音が出ないだろうと踏んでいたが、意外と普通の音が出る。
いよいよシングルピックアップの作り方もわからなくなってきた。
ハムバッカーは音が変わる要素が大きいので、ある程度いじれば違う音がするものはできる(それが好みかどうかは別として)。シングルはなかなか違いがわからない。なかなか難しい。シングル7年ハム10年とはよく言ったものである。
ストラトのシングルも巻いてみようと思うが、巻く回数をやたらと増やしても音が大きくなるだけではなく、低音に偏るような気がしている。まあ、とりあえずは3つセットで作ってみて、良いのができたら良しとしよう。
深淵なるギターピックアップの世界、まだまだこれから勉強せねばならないことは多い。

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