一月前ぐらいに買っていたギター用ピックアップの部材が届いた。プレーンエナメルワイヤー5ポンド分とボビン、マグネット等が揃った。
まずは練習にテレキャスターのブリッジピックアップを巻いてみた。ボビンにつけたハトメの打ち方が悪く、何度もワイヤーがハトメに引っかかってしまった。仕方がないので、ダイソーから700円でミニルーターを買ってきて、ハトメのバリを削ったら上手く巻けるようになった。めでたしめでたし。
テレキャスターのリアは、アルニコVマグネットにプレーンエナメルワイヤーを約7,500回巻いて、完成した。7,500回はテレキャスターのピックアップとしてはそれほど回数が多いわけでもないけれど、着磁したてのアルニコVマグネットの磁力が強いせいか、かなり出力が大きくなった。結構緩めに雑めに巻いたこともあり、アンプのヴォリュームを上げるとちょっとバリバリと歪む。クリーンでもザラっとした音色になった。フェンダーのような音を目指したのだけれど、どちらかといえば70年代後半の不人気な時代のフェンダーのような音に仕上がった(自画自賛しすぎだな)。
アルニコ2のマグネットも少量だが一緒に手に入れたので、アルニコ2でも作ることはできるのだけれど、シングルピックアップをアルニコ2で作ると、ちょっとパワーが心配である。ノイズばかり乗ってしまうピックアップを作っても仕方がない。マグネットは中国から買った。面取りはされていないので、面取りしたければ自分でやるしかないのだが、とりあえずはそのままで使っている。
一つ製作したらかってがわかったこともあり、早速ハムバッカーを巻いてみた。ハムバッカーを作るのは実に1年半ぶりである。作り方を色々忘れていたのだけれど、あんちょこの本も一緒に届いたので、それをチラチラ見ながら作ったらあっけなくできてしまった。案外、一度覚えたことは自転車の乗り方のように体が覚えているのかも知れない。
ハムバッカーのボビンは中国製のABS樹脂でできたものを買ったので、熱を加えることもできるのでポッティングもやろうと思えばできるのだが、とりあえずはカバーもつけないのでポッティングせずに一度音を聴いてみようと思う(まだギターに載せてはいない)。
普通ハムバッカーを作るといえば初めはPAFタイプのレプリカを作りたくなるのかも知れないけれど、PAFレプリカは出来がいいのが色々と出ているので、作っても仕方がない。自分でもオリジナルPAFは持っていないけれど、刻印PAFがついたギターは持っている。あの音は、私が真似しても出せるものではない。そもそもブチレートのボビンは高すぎて買えない。
そこで、セラミックマグネットで作ってみた。アルニコマグネット(2、3、5)を一緒に買っているので、頑張ればPAFもどきのようなものも作れるのだけれど、ああいう音にはならないことがわかっている。そこで、いきなりセラミックマグネットを使った。まだギターには載せていないけれど、かなり磁力が強いので、ブーミーになってしまうかも知れない。
今度、時間がある時にアルニコマグネットで、Dimarzio PAFもどきでも作ってみようかと思っている。Dimarzio PAFはギブソンのPAFよりもパワーがある。DimarzioのマグネットはアルニコVだけれど、80年代のあの感じを出すために、アルニコVマグネットではなくあえてアルニコ3を使ってみても良いかも知れない。
あと、あの4芯のピックアップも作ることはできるのだけれど、自分ではコイルタップの音がそれほど使いやすいとは思わないし、ノイズ対策のことも考えると2芯の方が作りやすいこともあり、2芯で作ったのだが、4芯の方がニーズはあるのかしら。
ある程度はシングルも、ハムもルくることができるので、色々試してみようかと思っている。FenderやらGibsonのヴィンテージレプリカを作る気持ちは更々ない。ああいうやつは、その道のプロがいるので同じものを作っても仕方がない。私が目指すのはとりあえず自分の好みの音。ダンカンほどスムーズ(ツルツルした)ではなく、Dimarzioほどの乱暴さとも違う、テレキャスターでいえばブラッド・ペイズリーのような、ハムバッカーでいえばブレントメイソンのようなああいう音を自分のピッキングでも出せると理想かなぁと思っている。
差し当たって、スラッグマグネットのP-90とかノイズキャンセルのシングルでも作ってみようか。きちんとしたものができたらこのページで販売するかも知れません。

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