私は楽器全般が好きなのだけれど、その中でも特に好きなのがギター、トランペットそして鍵盤楽器。
鍵盤楽器に至っては、今までほとんどまともに練習したことはないけれど、楽器、いや音楽という数学の全てがそこに詰まっているような気がしている。音楽というものが感性の数学であり、数学は理性の音楽である、という言葉がある通り(シルベスター)音楽の完成は数学の完成ほど遠くにあり、また身近に存在している。
そのことを代表するのが楽器であり、私にとっての鍵盤楽器である。
ギターは言ってしまえば、平均律を割り振った基本的にはピタゴラス音律の楽器であり、金管楽器も然りである。鍵盤楽器は調律さえしてしまえば、限りなく平均律に近づけることができなくもない楽器である。それでも、響の美しさを追求してあえて完璧な平均律では調律しないのだという話を聞いたこともある。私は調律師ではないのでその辺んのところはわからない。
優れた調律は幾何学であり、また同時に非幾何学的でもある。それに直接触れることができるのが鍵盤楽器という楽器の魅力である。いくらデジタルで色々な調律を再現できたとしても、鋼鉄弦の作り出すインハーモニシティーの妙義は生の楽器に触れなければなかなか体験できるものではない。
Rhodes pianoという楽器が好きなのも、この楽器が数少ない自分で調律できる楽器であるからだ。Fender Rhodesの工場で働いていたという方に話を聞いたのだけれど(もう何年も前のこと)Rhodes ピアノの出荷時の調律は、ストレッチなしのチューナー通りの平均律だったそうである。そのチューナーというのも、確かConnのストロボだったと言っていたような、言っていなかったような。わからない。
とにかく、お手軽なチューナーなんて存在しない時代のものだから、出荷調整のチューニングも、ほとんど耳に頼っていたのだろう。Fender rhodesを含めた Rhodesピアノの特性としては、アタック時にちょっとフラット気味になり、だんだんシャープすると、理論上はなるはずである。きちんと計ったことはないけれど。
生の楽器というのは、すぐに弾いてみて試すことができるのだけれど、答え合わせは是非お手元のRhodesピアノでやっていただけると良い。もし、お持ちでなければ、このページで販売しております。
商売の話はともかくとして、今日は私が東京の店を手放してから丁度一年の記念日である。
”あの社長の方が良いねとあなたが言ってくれたから、今日は廃業記念日。”
近日、エモンズのペダルスチールギターも手放そうかと思っておりますので、ご興味のある方はご連絡ください。Emmons Lashley Le Grandeの8Pedal 4Kneeです。50万円強ぐらいで売りたいと思っておりますが、私自身進んで売りたいと思っているわけでもありませんので、価格は相談させてください。
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